副業の始め方|会社員が初めて副業を選ぶときの考え方
副業を始める前に確認すべきこと
副業を始めようと思ったとき、多くの人が「何をすればいいか分からない」という壁にぶつかります。 SNSを見れば「月収○○万円」という煽り文句が溢れ、どれが自分に向いているのかますます混乱してしまいます。 しかし、副業選びで最も大切なのは「流行っているもの」ではなく「自分に合っているもの」を選ぶことです。 本記事では、会社員が初めて副業を始めるときに押さえておくべき考え方と、具体的な選び方のステップを解説します。
まず会社の就業規則を確認する
副業を始める前に、必ず自分の会社の就業規則を確認してください。 日本では2018年に厚生労働省が「モデル就業規則」から副業禁止規定を削除したことで、副業を認める企業が増えています。 しかし、まだ副業禁止を規定している企業も存在します。就業規則に「会社の許可なく他社に雇用されること、または業務委託を受けることを禁ずる」といった記載がある場合は、上長や人事部に相談してから進めましょう。 競合他社での副業や、情報漏洩リスクがある副業については、就業規則に関係なく慎重に判断することが必要です。
副業の種類を大きく3つに分ける
副業には大きく分けて3つのカテゴリがあります。自分のライフスタイルに合ったカテゴリを選ぶことが第一歩です。
- スキル活用型:ライティング、翻訳、プログラミング、デザイン、動画編集など。本業や趣味で培ったスキルを活かして報酬を得ます。単価が比較的高く、継続案件につながりやすいのが特徴です。
- プラットフォーム活用型:フリマアプリでの物販、ハンドメイド販売、YouTubeやブログによる情報発信など。プラットフォームの仕組みを利用して収益を得ます。初期は収入が不安定ですが、積み上がると安定します。
- 単発労働型:単発バイト、デリバリー、アンケートモニターなど。即金性が高いですが、単価が低く時間効率も良くありません。副業の入口として割り切るなら有効です。
自分のスキルを棚卸しする
副業選びで最も効果的なのは、自分がすでに持っているスキルを活用することです。 ゼロから新しいスキルを学んで副業にする方法もありますが、収益化まで時間がかかります。 まずは自分の本業・趣味・日常生活で身についたスキルを書き出してみましょう。
例えば、営業職の方は「商談・プレゼン・顧客折衝」のスキルがあります。これをビジネスコーチングや営業代行の副業に活かすことができます。 事務職の方はExcelや書類作成が得意なら、データ入力や資料作成の副業があります。 エンジニアであればプログラミング案件、デザイナーならロゴ・バナー作成など、本業の延長線上でスキルを売ることが最も効率的です。
使える時間から副業を絞り込む
副業選びの重要な基準が「使える時間」です。週に使える時間が5時間未満の場合と、10時間以上確保できる場合では、向いている副業が大きく異なります。
- 週5時間未満:短時間で完結するライティング、データ入力、アンケート、スキルシェアサービス(ストアカ・タイムチケット等)でのコンサル1時間単位など
- 週5〜10時間:クラウドソーシング(クラウドワークス・ランサーズ)での継続案件、ブログ記事の継続執筆、動画編集の継続受注など
- 週10時間以上:フリーランス案件、ECサイト運営、YouTube・ブログの本格運用、オンラインスクールの講師など
副業の収益化にかかる期間を把握する
副業を始める前に、どのくらいの期間で収益が出始めるかを把握しておくことが重要です。期待値のズレが副業挫折の最大の原因です。
- 即収益型(1〜4週間):単発バイト、デリバリー、物品販売、既存スキルを使ったクラウドソーシング案件
- 短期収益型(1〜3ヶ月):ライティング・デザイン・プログラミング等のスキル系フリーランス(実績が積まれると単価が上がる)
- 中長期収益型(6ヶ月〜1年以上):ブログ(SEO収益)、YouTube、書籍出版、オンラインコース販売など
副業を始めたばかりの段階では、即収益型か短期収益型から着手し、軌道に乗ってきたら中長期型に挑戦するのが現実的な戦略です。
副業を選ぶ具体的な3ステップ
以上を踏まえて、副業を選ぶ際の3ステップを整理します。
- スキル棚卸し:本業・趣味・日常で身についたスキルを10個以上書き出す。それぞれの習熟度(初心者・中級・上級)も記録する。
- 時間×スキルでマトリクスを作る:週に使える時間とスキル習熟度を掛け合わせて、現実的に始めやすい副業候補を3〜5つに絞り込む。
- 小さく始めて検証する:最初から1つに絞らず、2〜3つを1ヶ月ずつ試して、自分に合うものを見つける。完璧な準備より「始めてみる」ことが最重要。
副業を始める際の注意点
副業を始める際は、以下の点にも注意しておきましょう。 確定申告については、副業収入が年間20万円を超えると原則として確定申告が必要になります(詳しくは「副業の確定申告と税金」の記事をご覧ください)。 また、副業で得たスキルや実績は本業にも還元されることが多く、キャリアの複線化という観点からも副業は有意義です。 最初は「月1万円でいい」という低い目標設定で始め、徐々にスケールアップしていく姿勢が長続きのコツです。
まとめ
副業を始めるときの考え方のポイントは、「流行っているもの」より「自分に合っているもの」を選ぶことです。 会社の規則確認 → スキル棚卸し → 使える時間の把握 → 小さく始めて検証、というステップで進めれば、挫折せずに副業を軌道に乗せることができます。 AI副業マッチングを使えば、あなたのスキルと時間から最適な副業を自動でご提案します。ぜひ活用してみてください。